こんにちは。
《潜在意識からの「自分育て」サポート》の大(dai)です。
私のセッションでは、心理療法とコーチングを必要に応じて使っています。
今回は、心理療法とコーチングについて、私の思うところを書いてみたいと
思います。
日常生活を普通に過ごすことが難しい状態から普通に暮らせるようになるまで、
例えて言えば、マイナスからゼロまで持っていくのがカウンセリングや心理療
法で、普通に暮らせている状態から1段2段とステップアップしていく、例え
て言えばゼロからプラスへ向かうのがコーチングという分け方があります。
大筋はそうなんだと思います。
実際に個別のケースを見ると、両方あった方がいいというか両方が必要だと思え
ることが多いです。
マイナスからゼロを目指しているときでも、両親からの影響を改善したり、トラ
ウマの改善をしたり、いわゆる悪いところ直しばかりをしていると、一つの問題
が解決すると、意識は次に悪いところ探し始めて延々と悪いところを直し続けて
しまうことにもなりかねません。
こんな時にはタイミングを見て、目の前の問題が解決したら何をしたいか、どん
なふうに暮らしたいか、というのを見て目標設定しておくと悪い所直しのスパイ
ラルに、入らなくて済みます。
また、コーチングをしていると、苦手意識や恐れ、トラウマなどが出てくること
があります。
そんな時は、アメリカなどでは、一度セラピストを紹介したりするそうですが、
ちょっとしたことならコーチングを継続しながらカウンセリングや心理療法など
のセラピーもできれば一番良いと思います。
私が心理療法を学んで、よかったと思うのは、トラウマというのは、わりと簡単
に良くなるものだと思えたことです。
トラウマと言われるもののすべてが簡単に良くなるかどうかは、やってみないと
分からないのですが、少なくとも簡単に良くなるものもたくさんある、という風
には思います。
特に本人が良くなりたいという思いが強かったり、はっきりしている場合はそう
だと思います。
よく見ていくと、トラウマというのは結構日常的なことだったりします。
結局、Aを見るとBを思い出す、というようなパターンです。
マッチやライターの火を見ると、昔、火事にあった時のことがよみがえって体が
震えあがるみたいなことですね。
嫌なことのパターンはトラウマと呼ばれますが、良いものを思い出すパターンも
ありますよね。
学生時代に流行っていた歌を耳にすると、若い時のワクワクした感じを思い出す
というようなことです。
そうやって見ていくと、自分の中にはトラウマも含めていろんな多くのパターン
があって特定の過去の体験へ引き戻すボタンがたくさんあるとも言えます。
少し脱線しましたが、要するに嫌な思い出に、阻まれて今が苦しくなるという状
況を心理療法を用いて改善していけるということを学んだのはとても大きかった
です。
次にコーチングですが、実はコーチングというもの意識してから本格的に学び始
めるまでに、1年半程かかりました。
それはコーチングに怖いというイメージがあったからだと思います。
どんどん行動することを迫ってこられて、おしりをたたかれ続けるようなそんな
こと連想していました。
コーチングを学ぶ所によって随分違いがあるようですが、私が学んだのはメタル
コーチングというもので、無理矢理動かすというのではなく、自分から動き出し
やすくしていくようなサポートの仕方です。
コーチングを学んでいちばんよかったと思うことの一つは、目の前の問題を必ず
しも全部解決しなくても良いんだと思えたことです。
もう少し説明すると、なんとなく暮らしているときはあいまいなことが多いです
が、何か目標を決めた時には、その時点で優先順位がはっきりします。
例えば床に本やCDなどが散らかった部屋にいるとします。
その時、少し離れたところにいる子供が怪我をして泣き出したとします。
その時に泣いてる子供のところまで行くのに、いちいち本を本棚に戻してCDを
CDケースに入れて片づけて、道を作るということはしませんよね。
とりあえずものをかきわけて道をつくって、場合によってはそれを踏んででも泣
いてる子供のところまで早く行こうと思いますよね。
すこし乱暴な言い方かもしれませんが、何でもかんでもちゃんとしてなくても良
いと言いますか、自分にとって何が大事かということによっては、放っておいて
も良いものもたくさんあるし、手をつけるにしても暇なときにやれば良いという
ことです。
トラウマに関してもそうで、トラウマを全部改善しなければいけないと思う事は
なくて自分の目的を阻むものがあれば改善すればいいけれど、そうでなければそ
のままにしておいても良いのだと思えると、とても楽です。
問題を抱えて解決したいと思っている人は、コーチングが何で心理療法が何かな
んて興味がなくて、早くこの問題をなんとかしたいと思ってますよね。
仮に、コーチングや心理療法の名前を聞いたことがあったとしても自分の問題 は、コーチのところにいけば良いのかセラピストのところにいけば良いのかもわ からないのが普通です。
《潜在意識からの「自分育て」サポート》では両方をうまくつかって、本人が1
番望むところへ、最短ルートで至るサポートをしていきます。
それは、「いまある痛みから早く逃れたい」でもいいし、「欲しいものを手に入
れたい」でも構いません。
今の現状を変えたいと思っている方は、サポートさせていただけると思います。
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