こんにちは。
《潜在意識からの自分育てサポート》の大(dai)です。
普段、自分では気づいていないけれど、思い込んでいるものがあります。
人間関係で悩んでいる人の中に時々見られるのが、
「すべての人に好かれようとしている。」です。
自分ではそんなつもりはなかったりするのですが、お話を聞いていると、どんなシーンでも、誰にでも好かれようとしているということが見えてくることがあります。
本人が話をしながらそのことに気付かれた時には、それだけで変わり始めることもあります。
「みんなに好かれようというのは、無理ですよね。自分ではそんなつもりはなかったんだけど、よくわかりました。」というような言葉がきけた時には、とても爽やかな顔をされています。
みんなに好かれようと思うのは、うまくいかないのがわかっただけでは、次に進めない人もいます。
そんな時は周りの人達と、どんな関係なら幸せだと思いますか、と聞いてきます。
その答えは人それぞれですが、付き合い方にいくつかの種類が見えてきます。
何でも打ちあけられる。二人でいても自然でいられるような親友・みんなで食事に行ったり、遊びにいったり、グループでつきあう友達・顔見知りで、簡単な会話だけする知人・同じ職場など何かを共有している人たちで、挨拶する程度の間柄などこれは一つの例ですが、聞いていくと、自分との距離や付き合いの深さに差があることが見えてきます。
そうすると、知人ぐらいの距離の人にそんなに好かれなくて良いかなぁと思えたり、親友と思っている人には、喧嘩してでも分かって欲しいし、相手のこともわかりたいなどの思いが出てきます。
この時点では、みんなに好かれたいという思いは殆どなくなってきていますね。
今度は抽象的に見てきたものを、具体的な人の名前を入れながら話をしていくと、さらに明確な感じが出てきます。
このあたりでは、この人とはこんなふうに付き合いたい、この人はここまでで良いというのがはっきりしています。
そうなると好かれたいというより、少し距離を持ちたい人とはどんなふうにうまくすれ違っていくかということがテーマになってきたりもします。
価値観や趣味などが合わないときに、お互いを非難しあうことは無いとか、その人がその人である自由を認めて干渉しないようにするとか、そんな言葉が出てくるこ
とが多いですね。
人との付き合いがうまくいっているときには、これらのことを意識していなくてもうまくいっていたりするんですが、人との付き合いがうまくいかなくなってきているときには、これらのことが混乱していることが、よくあります。
「○○さんとも仲良くしないといけない」とか「○○さんが私のことをわかってくれない」、「何々さんとは気が進まないけれどつき合わなければいけない」と思っているときに、自分としては、この人とはどんな距離感でどんな深さでつきあうのが丁度良いかなと考えてみることから始めるのが、役に立つこともあります。
少々嫌だと思う人とも、挨拶ぐらいならできますよね。
無理して近い距離でいて嫌な思いをするよりは、適度な距離を取る方が良いこともあります。
いろんな角度からゆっくり1つ1つ整理していくと、スッキリと見えてくることがあります。
「少し混乱してきたな」と思ったら、一度セッションを試してみてください。
お役に立てると思います。
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