前回は、自分にピッタリの言葉やイメージを見つけましょう、という話でした。
基本は、そうなのですが、今回は、違和感を手放していく、と言うことについ
て書いてみます。
例えば、(人前でも堂々と話ができるようになりたいと思っていることが前提 で)
「私は、人前でも堂々と話ができる」という言葉を自分にぶつけてみます。
特に違和感なく、「確かにそうだ。」と思えるならそれでいいですね。
その言葉に違和感があるなら、「私は、人前でも堂々と話ができるかもしれな い」または「私は、人前でも堂々と話ができてもいい」と言い換えて、受け取れ るならその方が良いというのが前回のお話しでした。
今回は、「私は、人前でも堂々と話ができる」と言う言葉を自分にぶつけてみた
ときに感じる思いや違和感をみていきます。
「自分には無理だ」「そうなれればいいけど、今はちょっと」「そうなれるよう
に頑張ります」とか、いろいろありますよね。
その時に、自分の体や内面により意識を向けてみて下さい。
そこで見つけられる自分の態度は簡単に言えば、「(やりたいけど)できない」
ということだと思います。
その時、体はどうなっているでしょう。
胸の辺りが「キュッ」となったり、肩や首に力が入ってたり、心臓がドキドキ
する人もあるかもしれません。
こういう状態に長くは、いたくないので多くの場合は、離れようとしますよね。
今回は、少しこの状態にいてやってみたいことがあります。
「できない」と思うことをほんの一瞬でいいので「手放せる」と思ってみて下
さい。
そして、できるならこれもほんの一瞬でいいので「手放す」という意志を示して
感じてみて下さい。
ここでの注意ですけど、「手放す」というのは「捨てる」とか「二度と持たな い」と言う意味ではなく、この瞬間に「手から離れている状態にする」ことで、 もちろん次の瞬間にまた「掴む」でもいいんです。
この間に何が起こっているかというと、多少無理矢理でも「手放す」って言葉を
言ったときにそのイメージがさっと体の中を走っています。
そして、心細さや居心地の悪さを感じて多くの場合また「掴む」かもしれませ ん。
でも、一瞬でも「手放す」イメージを感じ、そのことを自分に許したことはとて
も大きいのです。
それができたら、あとは「手放す」回数を増やしていって、「手放した」状態に
慣れて馴染んでいけばいいのです。
これを何回かしていくと、さっきの胸の辺りが「キュッ」となったり、肩や首に
力が入ってたり、心臓がドキドキしたりしてる状態も変化してくると思います。
ただ、普段居慣れない所にいるような落ちつかなさやそういう意味での胸のドキ
ドキ感はあるかもしれません。
ちょっと、恐れがでてくるものを扱うので、自分一人でやるのが心許ないなら ば、信頼できるセラピスト(解決志向のわかる)やコーチ(メンタルを扱える) にリードしてもらうと安心してできますね。
私は、目標とするものをイメージして出てくる違和感、抵抗感を「手放す」こと
と自分が受け取れる言葉やイメージをより大きく前向きなものにしていくことと
平行してやっています。
やはり、両方からやると速く変化する感じがしますね。
《今日の私への最高の質問!!》には、今回書いた違和感や抵抗感を「手放す」
要素はほとんど入っていません。
それは、不特定多数の方が読んでくださるので、安心してできるものにするため
です。
でも、ちょっとコツを掴めばそんなに難しいものでは、ないのでやってみようと
思う方はぜひ、両方やってみて下さい。
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