前回は、感情が大きく動いた時に、そのプロセスを見つめてみませんか、と言う
ことを書きました。
今回は、これまで見ないようにフタをしてきた感情について少し見てみます。
可愛さ余って憎さ百倍のように人を愛するあまり却ってその人を憎むように
なったりとか、イライラしたり怒りでじっとしていられない時に部屋の模様替え
や大掃除を体を動かしてするとすっきりしたりとか、あるいは深い悲しみが大き
な怒りに変わったり、悔しさをバネにすごいことをやってのけたりと、感情のエ
ネルギーが姿を変えたり、その質が変化することってありますよね。
エネルギーなので破壊的にならず、うまく使えれば何も害になるものではない し、むしろ人が動く時のエネルギーとして必要なものでもあります。
うまく流れていれば、問題は起こしません。
しかし、それを感じないようにしようと抑え込むとそれと同じかそれ以上のエネ
ルギーがそこに必要となります。
牢屋をつくって感じないようにした感情を入れて、それを見張るための番人を雇
い続ける様なことになるのです。
自分の中にそんな牢屋や番人をいくつもいくつも持ち続けるのはつらいですよ ね。
どうすればいいかというと、その閉じこめてあるものに意識を向けたりその感情
を感じたり存在していることを認めてやったりすれば、解放されていきます。
こういうものは潜在意識の中に閉じこめてあるので催眠療法やイメージワークな
どで潜在意識の中をゆっくり見ていくと出てきたり、潜在意識は体と対応してい
るのでボディワークを受けて感情がどっと出てくる時もあります。
ひとりででも、ゆっくりと時間を取って自分の体に意識を向けたり、感じるもの
をただ感じようと決めて出てくるものに意識を向けていれば、いろんなものが出
てきやすくなります。
いずれにしろ、出てきた時はせっかく出てきたんですから出来るだけ逆らわず、
フタをしないで見てみて下さい。
時には何十年も前の子供の時の感情が出てくることもあるかもしれませんが、す
っかり大きくなった大人のあなたなら十分対処できますので、出てくるものを見
ていて下さい。
私自身でも時々なんか出てきたなと気づいた時は出来るだけ逆らわず出てくるも
のを見ていようとしています。
最初の数回は、おそるおそるでしたが、何回かやっているとすっかり出てしまう
ととてもすっきりして台風一過のようにさわやかになることや、少しでもおもし
ろさを見つけられると好奇心を持って見られるようになるので怖さや嫌な感じが
減ってくるのがわかります。
「次どうなるんだろう」というような感じになってきて、嫌なことではなくなっ
てきました。
一つ牢屋を開放すると、そこにスペースが生まれますし、今までそこに費やして
いたエネルギーも創造的なことに使えるようになりますので、簡単に言えば元気
になります。
そうなった時には、是非《今日の私への最高の質問!!》をしてみて下さい。
新しく取り戻したエネルギーを楽しいことに使いましょう。
楽しいことにエネルギーを使うとより大きなエネルギーが生まれます。
そしてそのエネルギーをまた楽しいことに使えるという好循環が生まれます。
是非、試してみて下さい。
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