前回は、イメージのアファメーションについて、書きました。
今回は、「自分への質問」を違う角度から、見てみます。
このメルマガでは、何かあった時に「どうしたらうまくいくのだろう」「私は
どうなったら一番良いと思うのだろう」「これをうまく解決するには、他には
どんなやり方があるのだろう」と自分に聞いてみましょう、そして、すぐにそ
の質問に答えようとしないで答えがやってくるのを感じましょう(待っていま
しょう)、というようなことを書いています。
いつもは、このことを潜在意識と絡めて説明していますが、今日は少し違った
角度から見てみます。
私が思うに、何かを手に入れたいと思う時に「私は〜を手に入れています」と
アファメーション的に言うことでうまく行くことはもちろんあって、それはそ
れでいいのですが、「私は〜を欲しい」と思っている時、もしくは、その前に
一度「私は本当に〜が欲しいのだろうか」「私は本当は何が欲しいのだろう」
と自分に聞いてみるステップがあった方が良いと思っています。
多くの場合、主体的に「私は〜です。」「私は〜が欲しい」という時の「私」
とは、私の中で主導権を持っている部分が言っているのだと思います。
ひとりの人の中にもいろんな考え方や価値観が混在していて、心理の世界では
主人格や副人格などと言っています。
その意味ではひとりの人間を何人もの人格が集まったグループに例える事も出
来ます。
主人格がそのグループ全体を掌握して治めているなら良いのですが、少数意見
には耳を貸さないような状態であるならば、グループ内で分裂やいざこざが起
きてまとまらなくなってしまうでしょう。
グループを国に例えるなら、「私は〜をしたい」という時の「私」を与党や政
府だとします。
その与党や政府が国民全体の意見をうまく取り入れて、それを代表していれば
問題ないのですが、そうでない場合は何を決めてもうまくは行かないでしょう。
そんな時に「この国は本当はどうなっていくのがいいのだろう」と自分達に問
うことは国民全体に問うような、国民投票をするようなニュアンスだと感じて
います。
そのように問うと、いろんな層から答えが返ってきます。
普段は知り得なかったようなものや今までは聞こうとしなかったようなものが
次々と出てきたりします。
何よりもあらゆる層の意見を聞くという姿勢を示していることで、国民は尊重
されていると感じることができ、自分たちが参加しているという一体感を得る
ことができます。
慣れないうちは少し時間がかかるかもしれませんが、自分の中にいる者たちを
全部尊重していると、どんどんまとまりが良くなって活性化し、へそを曲げた
りむくれたりする者が少なくなるので、何を決めても全体の決定として受け取
りやすくなると思うのです。
特定の強い部分の支配ではなく、あなたの中に存在する者たち全てに対して、
声を聴く姿勢を示してみると、どんなことが起こるでしょう。
あなたの中でこれまで無視されていた部分も存在を認められていることを感じ
たり、何かメッセージを発してくることもあるでしょう。
違ういい方をするなら、親が子供に対して子供の好みを聴かずに親の思いだけ
で特定のやり方を強いた時の子供の表情と、子供の意志や思いを聴きながら親
の思いも伝えて両方にとって気持ちの良いやり方を見つけた時の表情の違いに
も似ているかもしれません。
つまり、簡単に言うと自分とのコミュニケーションをどのようにとっているか
ということですね。
自分に質問をするのは、少し面倒くさいと思われる方もあるかもしれませんが、
よくよく感じていくと自分の中がとっても喜んでいるのがわかります。
自分が自分である感覚も強くなります。
自分に質問をするということは、自分のあらゆる部分を尊重しているというこ
とを伝えていることでもあり、かつ自分のあらゆる部分を活かしていくことに
つながっています。
自分に質問した後に気をつけたいのは、どんな応えがやって来ても判断しない
で見ることです。
否定することなく見ていたら、多くのものがただ流れていきます。
そして、その中からハッとしたり、これだと思える答えがやってきたりします。
自分に質問をすると、自然にセラピー効果もあり思わぬ答えもやって来て、
とってもお得ですね。
是非、「今日の私への最高の質問!!」を活用してください。
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