前回は、「自分への質問」を違う角度から、見てみました。
今回は、「(自分の中での)他人への質問」を、見てみます。
これまでは、メルマガのタイトル通り、自分に向けた質問ばかりを扱ってき
ました。
自分への質問の主語を他人にしてみると、どうなるでしょう。
例えば、
「この人はどうなったらうれしいのだろう」
「この人が能力を十二分に発揮したら、どんな風になるんだろう。」
「この人の最大の魅力ってなんだろう。」
と自分の中で言ってみるのです。
声に出したり相手に直接言わなくてもいいので、何でも言えると思います。
どんなイメージが湧いてきますか。
その人が活き活きとして活躍しているシーンや明るく笑顔で魅力的なイメー
ジが見えるのではないでしょうか。
意識しなければ、つい人の悪い所に目がいったり、人の能力を限定的に捉え
がちですが、人と会う前にこういう質問を自分の中でいくつかしておくと、
自分の意識が相手の良い所、頼もしい所や可能性に向けられます。
そうすると、言葉にしなくても私全体がそういう態度で相手に接することが
できるので、いろいろなテクニックを使う以前に、相手への強力なサポート
の場をつくることができます。
それは、表情や態度や雰囲気などを通して相手に伝わります。
自分のこととして、イメージしてみて下さい。
「どうせあいつには、無理だよ」と言う思いで接せられているのと、「あの
人ならきっとできるよ」と思って接せられるのと、どちらが心地よく、能力
を発揮できるでしょう。
私は個人セッションの前に、5〜6つの質問を自分にしてから臨んでいます。
例えば、
「今日のセッションの最高の姿とはどんなものだろう。」
「(クライアントの名前)さんは本当はどんな風になりたいのだろう。」
「今の私ができる最大のサポートはなんだろう。」
「(クライアントの名前)さんはどんな風に成長して行かれるのだろう。」
「(クライアントの名前)さんの最高の笑顔ってどんな感じ何だろう。」
「このセッションで私が学べることはなんだろう。」とかです。
いつも決まったものがあるわけではないですが、その時々で思いついたもの
を心の中で言っています。
こういう質問をしてから臨むと直感がいろんな所からやって来やすいように
感じています。
自分が人に対する時のあまり良くない癖や思いこみを最小限に抑えることも
できるように思います。
また、セッションの中では、実際に声を出して「(クライアントの名前)さんは
どんな風になったらここへ来て良かったと思えるでしょうね」とか「どんな感じ
があったら、毎日が楽しいって思えるんでしょう。」と聞くことがあります。
こういう質問を抵抗や反発無く受け止めてくれた時は、意識が質問の示す方向に
向いて動き出します。
すると、今まで袋小路に入って停滞していたのが動き出して新しい回路ができて
きます。
言い方を変えると、クライアントに代わって質問をしているとも言えます。
自分で自分に良い方向付けの質問ができるようになれば、袋小路に入って停滞
することは少なくなるでしょう。
それまでは、良い質問をしてあげることが相手への強力なサポートになります。
ただ、声に出しての質問はセッションの中では良いですが、日常生活では相手に
同意がないとおせっかいになったり、変な違和感を与えることにもなりえますの
で、使う時には充分注意して下さいね。
最初の話しに戻りますが、声に出さなくても相手の可能性やできる部分に意識
を向けた質問を自分の中でしているだけで、とても強力なサポートになります
ので、こちらをオススメしておきます。
みんなが人に対してこういう質問を自分の中に持っているグループやコミュニ
ティって、どんな感じでしょうね。
私には、みんなが活き活きとした表情でとても自由で温かいイメージがやって
きました。
そんな自由で温かいコミュニティへの第一歩も、まずは自分からです。
自分に「今日の私への最高の質問!!」を充分に使って豊かさがあふれてきた
ら、是非周りの人にも使ってみて下さいね。
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