前回は、「忙しい、忙しい」と言う人について、みてみました。
今回は、「恐れ」について、みてみようと思います。
自分の中で恐れが大きくなってきた時、みなさんはどうしてます?
何に対して恐れを感じるのか、どういう時に恐れを感じるのかは、人によって
それぞれ違うと思います。
でも、恐れのない人や恐れを知らない人ってたぶんいない気がします。
例えば、ある人は1対1で人と話す時に恐れを感じます。
ある人は1対1なら平気だけれど、10人を前にして話す時には恐れが出ます。
またある人は、10人を前にして話す時には何ともないけれど、1000人の前で話 す時には恐れが出ます。
恐れが出始める状況は違っても、恐れが出ている時の状態は似通ったものです。
恐れが出た時、みなさんはどうしてるでしょう。
その対処法がどんなものであれ、「私は、〜で恐れに対処しています。」とス ラッと言える人は大丈夫でしょうね。
自分で恐れに対処できる、恐れがあっても何とかなるって思えていることが大き く役に立ちます。
恐れが出たらどうしよう、恐れが出たら対処できないと思っていると常にどこか で恐れが出てくることを心配し続けたりしていますね。
普段は、ポジティブな話を多くしているのですが、恐れは事ある毎に出てきます から一度しっかりと見てみると良いかなと思って取り上げてみました。
よく見てみると、恐れって自分の中にあって、大きくなったり小さくなったりし ているのがわかります。
恐れがとても大きく見えて、そういう状態が長く続くと、自分が恐れそのものに 見えたり、恐れの中で溺れているような感覚になったりすることもありますが、 決してそうではないですね。
自分と恐れを一度分離して、恐れを扱えば小さくも大きくもできます。
心理療法では、イメージを使ってそういうことをやっています。
私は何かと敏感な方なので、意識していなければどんどん恐れが大きくなってし まいがちです。
私は、恐れは自分を守るためにある安全装置のサイレンようなものだと思ってい ます。
ある種のセンサーですね。
危険だと感じると恐れと言う形で知らせてくれます。
火災報知器は、煙や高温を感知するとサイレンが鳴るんですよね。
火災報知器が鳴ったらサイレンをとめて本当に火災が起こっているのかどうかを
確認します。
誰かのタバコの火や隣のたき火に反応しただけだったら、もう気にしなくても良
いですよね。
もしボヤがおこってるなら速やかに消火したり、手に負えなければ消防車を呼べ
ばいいですね。
必要な人が全部気づいて、状況を把握できてるのにサイレンを鳴らし続けること
はないです。
まず、私は恐れに気づくとイメージを使って恐れを小さくして、それから今何に
反応して恐れが出たのかを自分の中で探ってみます。
すると、「このままだとやばいぞ」「大丈夫かな」「もしうまく行かなかったら
どうしよう」「ひどい目にあったらどうしよう」とかいうような自分ではうまく
対処できないという予測や見方を見つけることができます。
ただ自分が過剰に反応してネガティブになっているのか、あるいは何か手を打っ
た方が良いのかを見極めます。
多くの場合は、取り越し苦労が多いのでただ心配したり不安でいることを手放し
ます。
そして、見方を変えていきます。
ダメかもとか大丈夫かなとか思っていたのを、「もし大丈夫だとしたら」「うま
く行くかもしれない」という言葉で少しずつ働きかけていきます。
イメージも併用した方が速いので、恐れを色や形に例えて、それを10分の1や
20分の1に小さくしていきます。
そんなことをしばらくしていると「何とかなるかな」「きっと大丈夫だ」とか言 うふうになっていきます。
「大丈夫だ」と思えるともう恐れは無くなっていますね。
簡単に整理すると、
何かをきっかけに「大丈夫じゃないかも?」って思う
↓
恐れが出る
↓
恐れが大きくなるのを止める
↓
状況を確認する
↓
「大丈夫だよ」と思う
私の中では、こんなことをやっています。
あまりセンサーが敏感だと頻繁にサイレンが鳴ります。
車の防犯ブザーの感度を上げすぎるとたいしたことが無くても大きな音で頻繁
にサイレンがなって、夜中にうるさくて目が覚めたことがありましたが、あれ
と同じであまり頻繁にセンサーが反応するなら感度を下げておいた方がスムー
ズに暮らせるかもしれませんね。
ただし、感度は下げても良いですがセンサーを切らないでくださいね。
あくまでも安全装置ですから。
「今日の私への最高の質問」では、前向きな状態に導いていくものと今ここで
起こっていることの気づきを得るものがあります。
その気づきの中に恐れを見つけることは案外多いのではないかと思います。
見つけた時は目をそらさずに見てみると良いですね。
是非、続けてみて下さいね。
一度、無料体験コーチングを試してみませんか!!
←コラム一覧へ戻る
Copyright (C) 2007 大(dai) All Rights Reserved.
※当サイトのテキスト・画像等すべての無断転載転用、を固く禁じます。