前回は、「見守られている」について、みてみました。
今回は、「正しい」と「楽しい」について、みてみようと思います。
私が最近目につくのは、「正しい」と「楽しい」なんです。
自分の状態で、『今は、「正しい」かどうかが大事になっているな」あるいは
『今は、「楽しい」かどうかを大事にしているな」と気づくことがあります。
人とお話ししていても、この人は今、『「正しい」かどうかを大事にしている
な』とか『「楽しい」かどうかを大事にしているな』というのが感じられます。
それは、世間話程度の会話をしていても、その硬さや柔らかさとして伝わって
きますね。
「楽しい」を大事にしている人には近づきたくなるけど、「正しい」を大事に
している人に近づくと怒られそうな感じがして少し近寄りがたい気がします。
「正しい」や人のためになることやいわゆる良いことをやろうとしている人達
からは何か硬さを感じます。
「楽しい」ことや自分の中がスッキリすることをやろうとしている人は柔軟で
自由な感じがします。
「正しい」を大事にしている時は、「楽しい」やスッキリすることも、「正し
い」を通して、体験しようとしているようです。
つまり、『「楽しい」ことは「正しい」ことだから楽しむ』『「楽しい」という
「正しい」ことをやってる私は「正しい」でしょ』っていわれてる感じがしま す。
ワクワクなんかも一緒ですね。
「正しい」を通して「ワクワク」と関わってる時は、『私は今「ワクワク」を
してるから私は「正しい」んだ』という感じになっています。
振り返ってみてあの時は「ワクワク」していたんだなと思うことはあっても、
本当に「ワクワク」して何かをやっている時は、自分が「ワクワク」している
かどうかを判断している自分はいないですね。
そうなると、「楽しい」時は一体化していて、「正しい」時は客観的に判断して
いる、のでしょうか。
「正しい」を大事にしている時は、当然意識が「正しい」に向きます。
その人の中の「正しい」を判断している部分に、おまえは正しくない、おまえは
間違っているって言われている気がします。
なんか警察みたいなきびしさを感じるんですよね。
実際には、口に出して言われているわけでもなく、私の中の「正しい」にこだわ
っている部分が反応しているんですが。
だから、「正しい」かどうかにこだわりが無い人には、目の前の人が「正しい」
にこだわっていても、否定されるような感じは受けないんですけどね。
「正しい」を大事にしている人と「楽しい」を大事にしている人が会うと、「正
しい」を大事にしている人は相手のことや自分のことを「正しい」かどうか意識
のどこかでチェックし続けています。
「楽しい」を大事にしている人はただ「楽しい」を感じていて、相手に対しては
一緒に「楽しい」を共有できそうかを感じます。
そして、「正しい」を大事にしている人は「正しい」を大事にしている人と、
「楽しい」を大事にしている人は「楽しい」を大事にしている人と一緒にいる
ことが多いのではないでしょうか。
「正しい」を大事にしている人達が一緒にいると口に出さなくても意識のどこか
でお互いにチェックしあっていたり、議論してそうですね。
だから、だまっててもなんかうるさい感じがするんですね。
「楽しい」を大事にしている人達はただ一緒に楽しんでいるんでしょうね。
楽しくワイワイやっていても、どこか静かな感じがします。
もともと生まれた時には、「正しい」はなかったですよね。
「正しい」って、自分の中の基準だったりもするんですが、やはりどちらかと
いうと自分より外のものに合わせている感じがします。
「楽しい」は、生まれた時から持っている「快」にダイレクトにつながるもの
ですよね。
自分の中では「楽しい」ができない時に「正しい」が出てきたり選んだりして
いる気もします。
「楽しんではいけない」とか「私は楽しむべきではない」というのが働き始め
ると「正しい」を求め始めるようなそんな気もします。
「正しい」にこだわっている時は、自分が存在しているために理由が必要である
というような感じがあって、それが無くなったら、人に対してや自分に対して自
分が存在していてもいいんだと言えないような感じがあります。
自分がここにいることに理由が必要になっているようなんですね。
よく『「楽しい」ばっかり言ってたら、生活できない、何のルールもなくなって
しまう』なんて声が自分の中からも聞こえてきます。
でも、楽しく生活することを求めたり、楽しくいるためにルールをつくり守って
いくことはできそうな気がします。
『「楽しい」ばっかり言ってたら、生活できない、何のルールもなくなってしま
う』という声の出所を見ていくと、何か良いものが見つけられそうですね。
良いものというのは、それを明らかにして手放せば、もっと自由になれそうだな
という意味です。
楽しく生きたいのか、正しく生きたいのか、今の自分はどちらを選んでいるので
しょう。
「今日の私への最高の質問」は、そんなことにも気づく機会になります。
是非、試して下さいね。
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