前回は、妬み・嫉妬、をみてみました。
今回は、想像力と進化、をみてみようと思います。
先日、BSテレビで、BBC放送の人類の進化に関する番組をやっていました。
人類の起源がアフリカから始まって、猿人や原人などの進化や世界中に広がって いく過程、氷河期など気候変動とのかかわりをCG画像を使って説明されていまし た。
火を発見して、使えるようになったり、言葉が使えるようになって、コミュニケ
ーションが発達することなどいくつか暮らしが劇的に変化していく要素があった
のですが、その中に想像力というのも描かれていました。
猟に出かけて、家族が怪我をした時に、血が出たり苦しそうにしていると一生懸
命に介抱して助けようとするのですが、死んでしまうとその場に置き去りにし て、弔うとか死を悼むということはなかったということです。
つまり、苦しそうにしていたり、いま目の前で起っていることは理解できるが動
かなくなってしまえば、死んだ後にどうなるとか、過去の思い出がよみがえって
情が動くというようなことはなかったそうです。
また、雨季と乾季がある所では、雨が降っている時に乾季が来ることを予測し て、地中深くに大きな卵の殻に水や食べ物を貯めておくことで、厳しい環境でも 生き抜いて生きるようになっていったと伝えていました。
とても面白いなと思いました。
確かに想像力があることで、対処できることが多くなるし、想像力があることで
自分の世界は格段に広くなりますね。
想像力が無い世界を今想像してみると、文字通り今、目の前にある事しかないわ
けです。
では、過去はどのように扱っていたのでしょう。
動物でも経験を積むことで、効率的な動きをするようになるなど過去から学ぶこ
とはしているように思います。
今の行動を選択する時に過去の体験を参考にしているのでしょう。
でも昔を思い出して懐かしがったりするのでしょうか。
未来についてはどうでしょう。
まず考えられるのは過去の経験からの予測です。
その内容は、まずは、命を守ること生きるために必要なことが最優先になってく
るでしょうね。
想像力というのは、過去に見たり聞いたり体験したものの組み合わせてできてい
るのでしょうか。
どんな奇抜なもの想像してみても、よく見ていけば、いろいろなものの組み合わ
せによるものがほとんどなのかもしれません。
特に感覚や感情などは、体験していないことを想像することは、まずできないで
しょうね。
愛情を注がれずに育つと愛情が分からないという状況はありますしね。
また、何かを感じてインスピレーションなどがやってきたとしても、それを表現
するには、自分がすでに知っているものを使ってしかできないですからね。
火は暖を取ったり、食べ物を加熱したり、彼らの生活をとても発達させました。
しかしその反面、やけどをしたり、火事になったりすることも出てきたと思いま す。
これは火を怖れて近づかなかった時にはなかったことですね。
火は諸刃の刃とも言えるし、火自体は、良いも悪いもなく中立でその性質がある だけで使い方次第だともいえます。
そして人類は火をうまくコントロールすることで発達してきたともいえるかもし れません。
ひょっとすると、想像力も火と同じようなものかなと感じています。
想像力を得ると、うまく使えば選択肢が増えて、将来に備えることができます が、うまく使えないと悩みになります。
「ああなったらどうしよう」「こうなったらどうしよう」など、これは想像力が なければできません。
想像力がない時は、目の前のことに一生懸命で、悩みはなかったのだと思いま す。
そう思うと、人類は、まだ想像力をうまくコントロールして使えていないように 思います。
想像力をうまく使えるようにコントロールできるようになれば、どんな世界にな るのでしょう。
やはりこれからの進化の鍵は、想像力の使い方なのだと思いました。
普段沢山のセッションをさせていただいていると、うつや〜障害という症状が出 ていてマイナスの状態が長い人とプラスとマイナスが拮抗している人と良い状態 で安定的にプラスでいられる人にはそれぞれ想像力の使い方に特徴があります。
それに関してはとても単純で、良いイメージや心地良い感情を感じてる時間が長 い人ほど、安定的にプラスでいられます。
何万年も、安全や生存のために想像力を使ってきたことを考えると放っておけば ネガティブな事を考えたり、悪いことを察知して、それに備えようとする危機管 理的な反応をしてしまうのも分かる気がします。
そうだとしたら、それはただの習慣として扱えそうですね。
想像力の最初は、経験からの未来予測だったかもしれませんが、その後、直感や シンクロニシティやデジャブなどあるいは、思いやイメージが現実をつくるとい う方へと広がってきているようにも思います。
この流れがまさに進化の方向なのかなと、ふと思いました。
シンクロニシティが日常的になり、ミラクルが日常になっていく、あるいは意図 的に思いやイメージを使って心地良い現実をつくるというのが当たり前になって いくと世界はどんな風になっていくのでしょう。
あなたは、想像力をどんな風に使っていますか。
想像力を使って自分を痛めつけるようなことはしていませんか。
「今日の私への最高の質問」は、想像力を創造的に使っていくトレーニングにも なっています。
是非、続けてみてください。
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