前回は、物事は中立である、をみてみました。
今回は、受け取りやすい言い方、をみてみようと思います。
人にほめられたり、評価されたりしたら嬉しいですよね。
あなたはどんな言葉をかけられたら、嬉しいか自分で知っていますか。
先日、子供との会話の中で、こんなことがありました。
髪の毛をいつもと違うくくり方をしていたので、「それすごくかわいいね。」っ て言ったらとてもうれしそうにして、「もう1回言って。」と言ってきました。
リクエストに応えてもう1回言ったのですが、さらに「もう1回言って。」と言 われて、結局4〜5回「それすごくかわいいね。」て言うことになりました。
その言葉をかける毎に本当に嬉しそうで、植物に水をやっていて植物がその水を 吸収して生き生きとしていくようなそんなさわやかな光景でした。
ストレートにそういう欲求を伝えられるのは良いなと感じました。
またある時に、何かいたずらをしているのを見つけて、「そんなことしたらあか んやろ。」と反射的に強い口調でいったら、「そんな言い方しないでほしい。」 と、何かくやしそうな顔をしながら言ってきました。
自分で怒られそうなことをしている自覚はあるような様子で、だけどいつもより 強い口調で怒ったのが予想外だったのか 、少し嫌な感じがしているようでし た。
「そしたらどんな風に言ったら良いの。」と私が聞き返したら、「そんな事した らだめでしょう。」って、やさしく言ってほしいと言ってきました。
そして、私は「そんな事したらだめでしょ」ってやさしく言ったら、子供は「は い、ごめんなさい。もうしません。」って答えました。
その後しばらくは「そんな事したらだめでしょう。」と言ったら、素直に「ごめ んなさい」て言ってましたね。
こういう会話ができていると、何か気持ちがいいですよね。
こちらもできたら声を荒げて怒りたくはないし、子供も怒られたくはないんです ね。
こちらとしてはしても良いことや、良くないことを伝えられてわかってもらえれ ばそれで良いわけですから、こんな風に言われたら言うことを聞けるけれど、そ んな言い方されたら聞きたくなくなるという感覚は大人でもありますよね。
どの言い方は良くて、どの言い方は良くないっていうのは、厳密には人によって 違います。
一般的には、相手を尊重することとか、相手の言い分も認めながらとか、いうの はありますけど、実際にはその相手が気にしていることや反応するポイントがあ ります。
そういうことを伝えあえる関係だと良いですよね。
それは良い悪いではなく、楽しくやっていくのに有効なことです。
悪いことをしたのだから怒られるのは当たり前ということで済まされがちです が、相手が受け取りやすい表現を選んでやることができれば、嫌な空気を作らな くて済みますね。
誰も悪者にしなくて済みます。
こういう風に言ってもらえたら嬉しい、そんな風に言われたくないという話を判 断することなく伝えあえたら、そして、それを尊重しあえたらとても気持ちよく 過ごすことができます。
また、自分自身がどんな言葉をかけられたら嬉しくて、どんな言葉をかけられた ら傷つくのかということを知っているのは、とても役に立ちます。
実際に直接嬉しくなる言葉をかけられなくても、イメージの中で好きな人からそ の言葉をかけてもらうシーンを何度も何度も見たり感じたりしていると、とても 元気になってきます。
自分がどんな言葉を言われたら傷つくのかを知っていると、それを言った相手を 攻めないで済むこともあります。
仮に相手に悪意があったとしても、その言葉に通常以上に反応する自分の中で、 何が起っているのだろうと見ていけば、また1つ自分を癒していくきっかけとす ることができます。
「今日の私への最高の質問」を使って、自分がうれしくなるものを見つけていく ことができます。
そして、余裕があれば、自分が嫌な気持ちになるもとになる受け止め方、観念な どを見つけていくこともできます。
是非、試してみてください。
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