前回は、自由な人といると、をみてみました。
今回は、大丈夫と思える自分、をみてみます。
心配や不安感が大きい時、色々努力をしたり、様々な経験を積んだりして新しい自分、以前より大きな自分に変わった後には、もう大丈夫と思える自分になっていて、前に感じていた心配や不安感をもう感じなくなっていたりすることがあります。
これを心配や不安感が大きい時、先に心配や不安感を手放してしまうこともできます。
そして、大丈夫と思えるようになってから様々な経験を体験することもできます。
どちらのルートを通っても、大丈夫と思える時には心配や不安感が大きかった時の自分とは違う自分になっています。
自分にとって何が大事なのかによって、どのルートを通っていくのか選べばいいでしょう。
今感じているものがきつすぎて、はやく大丈夫と思えるようになりたい時には速い方を選べばいいし、きつい環境や頑張っている自分が好きな人はあんまり簡単に大丈夫になってしまうとつまんなく感じたりすることもあります。
注意が必要なのは、表面の意識で思っていることと潜在意識の深い所で思っていることが必ずしも同じではない、むしろ違うことの方が多いということです。
「自分は本当はどう思っているんだろう」と問うことやただ静かに自分が感じていることや身体の感覚に意識を向けていく、浮かび上がってくるイメージを拾っていくことで、自分の潜在意識の様子は段々わかる所からわかってきます。
これは明らかに考えることとは違います。
自分について考えることと自分を感じることは違います。
普段考えているばかりの人は、最初は「感じる」ことを難しいとか、わからないと思うことがあります。
たぶん、「感じる」ことをしようとするのではなく、あるいは感じようとしているつもりが実際は、「感じる」ということはどういうことなのかを考えていたりします。
そして、少しずつでも「感じる」ことが再び出来るようになると、不安や心配、心細さなどが大きく出て来ることが多いように思います。
以前に不安や心配、心細さがあった時に、それを何とかしたくてあるいはもう感じていたくなくて、考える所にずっといるようになったのかもしれません。
考えるばかりの人が再び「感じる」ことを始めようとして、最初に不安や心配、心細さなどが大きく出て来ると、それが嫌でまた考える所に戻っていくこともあります。
ここでは、慎重にゆっくり進めていくことや自分の決意や覚悟の確かさ、信頼できるサポートをしてくれる人があると越えて行きやすいでしょう。
そして、自分が今感じている感情、気持ち、感覚が捕まえられるとイメージワークを使って手放すことや感じたい感覚、大丈夫を選ぶことは更に簡単になります。
何かを手放したり、次に進んで行くには、今あるもの、今選んでいるもの、今感じているものを認識することは、欠かすことが出来ないプロセスです。
今感じていることをいつも自覚して、気づいていられると、後はそのままで行くのか違うものにしたいのか、というのをいつでも選べる状態です。
たぶん、こういう理解が実感を伴ってある時には、もう大丈夫になっていると思います。
「どうなるかわからない」「〜になったらどうしよう」「自分では対処できない」「どうにかなってしまいそう」というような思いの時には、大丈夫とは思えないでしょうが、自分で選択できることを知っていたり、コントロールが効かないように
感じる時にも起こっていることに逆らわず身を任せられる時には、大丈夫だと感じられるように思います。
実際には、心配や不安感が大きい時、色々努力をしたり、様々な経験を積んだりしていくことだけで、もう大丈夫だと思えるようになることは少ないかもしれません。
むしろ、頑張っても頑張ってもこれで大丈夫だとなかなか思えない、というケースの方が多いようにも感じます。
潜在意識の深い所を垣間見ていくと、元々大丈夫であったのをどこかで大丈夫だと思わなくなったようなことに気づいたりします。
本当は、もう一度元々の大丈夫に戻れば良いだけなのかもしれません。
色々考えちゃったり、理由や事情が気になったり、不安や心配が高ぶる時には、1つ1つ整理していくことになりますが、本当はとってもシンプルなんだと思います。
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