セッションの後半によく、耳にするフレーズがあります。
それは、「できそうな気がしてきました」「なんとかやれそうです」「やってみようと思えてきました」「なんだか楽しくなってきました」というような言葉です。
セッションの申し込みをいただく時というのは、何か前へ進めない壁を感じたり、今やってる事を継続していくことがきつくなってきていたり、あるいは、何をしたいのかわからない、何をやってもうまく行かないというような停滞感を感じておられる時だったりします。
そんな時は、見ているイメージは暗いですね。
そして、簡単に言うと「できない」と感じているようです。
「できない」と感じているとやろうとしなくなります。
当然といえば当然ですよね。
やったってできないと思ってるわけですから、やっても疲れるだけとか、無駄だと思ってやらないわけです。
そんな状態からセッションをはじめることが多いです。
まずは安全な場所を確保して普段誰にも話さずに一人で抱え込んでいるような事を一度外に出して、ゆっくり感じながら一緒に見ていく。
そして、どうなったら今感じているきつさやつらさは解消されるのか、どんなふうになったらうれしい、楽しい、幸せと思えるのか、というのを今できるかできないか、というのから離れてみつけていきます。
そうすると、ほとんどの場合、何か見つかってきます。
そのプロセスの中で、自分がとらわれていたものや、見ないようにしてきたものなどにも気づいていきます。
このあたりまでくると、もうなんとなくできそうな気がしてきています。
何が起っているのかというと、自分が意識を向けるものが変わってきているのだと思います。
最初は「できない」というものばかりを見ていたのです。
いろんなやり方がある中で、できなさそうなものばかりを見ていたのです。
できなさそうなものを2つ3つ見ていたら4つ目に見るものも、無意識でできなさそうなものをチョイスしてきたりします。
そうすると、あれもこれも「できない」と思えて、そのままいくと何も「できない」ような気がしてきたりします。
セッションの中でやっているのは、まずは「できない」から無条件に離れて楽しいと感じられるもの、面白そうなものなど、自分を満たしてくれるものを十分に感じながら見ていきます。
そして、そこへつながる道、それを手に得られる方法があるとしたら、それは何だろうというのをあの手この手で探っていきます。
そこで見つかってくるものは、できそうなものばかりです。
なぜならば、最初の質問のなかに「手に入れられる方法があるとしたら」というのがはいっているわけですから、そこから出てくる答えは当然できるものばかりです。
そんな答えが1つ2つ3つと見えてくると、4つ目に見えてくるものもできそうなもので、欲しいものにつながっているものになります。
要するに「できない」やり方を見る必要がないのです。
楽しいことにつながる、やれそうなやり方に常に意識を向けていたら、そういうものをみつける循環になっていきます。
意識の向けどころを質問などを使ってずらしていってるんですね。
今までの感じでは1回のセッションで、8割ぐらいはここまではいけると思います。
ただ、やれそうな気がしたから必ず出来るという訳ではないです。
実際にはやってみないと分からないし、やってみてできないこともあるでしょう。
継続的にセッションを行っていく時には、何がうまくいって何がうまくいかなかったのかを感じながら、ゆっくり見ていってさらにうまくいくには、どうしたらいいのかをみつけていきます。
一定の間隔でセッションをしていくことで、その精度や確実性は上がっていくと思います。
自分の欲しいものを手に入れていける意識の使い方を見つけながら身に付けて行っているのだと思います。
引き寄せの法則的に言えば「できない」という感覚やそれに伴うような感情を先に出したから、それを体験するような出来事を引き寄せた。
楽しいことできそうな感覚やそれに伴う感情を自分から発するようになれば、体験するものは自ずと変わってきますよね。
どちらも同じ原理です。
自分が気づいていないところでフォーカスしているものを変えていけるようなサポ
ートをしてます。
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