前回は、感じた事をそのまま受け取る、をみてみました。
今回は、1日の過ごし方、をみてみます。
1日の始まりの時に1日が終わる頃にどんな状態になっていると良いかな、というの
をイメージしておきます。
締め切りや約束など時間がきっちり決まっているものもあれば、今日でも明日でも
良いものなんかもあるでしょう。
やることを沢山詰め込んだイメージをしてみた時に、忙しかったり息が詰まりそう
に感じになることもあれば、どんどんこなしている充実感や躍動感を感じることな
んかもあると思います。
その時のコンディションや対象に対する興味や関心、関わっている人との相性など
によって、同じことをするにしてもモチベーションやテンションも変わってきたり
します。
そんなものを感じ取りながら、「今日はちょっとゆっくりな方が良いな」「今日は
テキバキ動こうかな」など、ちょうど良い感覚にチューニングしていきます。
そして、1日の終わりに今日できたことを振り返って、「よしよし良くできた」と
ニンマリするイメージを感じておきます。
以前は、この後に具体的に「〜時から〜をする」「〜時までに〜を終わらせておく」
というのを割と細かく決めていたのですが、最近は細かいことは決めなくなってき
ました。
もちろん、相手があることで必然的に時間が決まってくるものはありますが、その
前後の時間は真っ白の状態にしてあります。
そして、何となく気が向くことから始めたり、なかなか気が乗らないような時には
調べごとや外出の準備をしたり、ちょっとティータームをとったりと、出来る限り
ナチュラルな感覚でいることを意識しています。
最初の頃は、「今日のうちにこれをやっておいた方がいいだろう」「何かダラダラ
している気がするし、何かやるべきことがあるんじゃないか」と思ったりなど、や
った方が良いと思うことをやるべく自分を駆り立てたり、のんびりしているとさぼ
っているような気がして焦燥感からおろおろするようなこともありました。
無理して頑張っていると後でドッと疲れがくることや焦ってあれこれ考えても結果
はパッとしないという経験を既に何回もしていたので、自分の中ではチャレンジ、
あるいは実験として、ナチュラルなフィーリングを中心にして1日の動き方を決め
ていくことをやっていました。
そんな風に過ごしていると、時々「こんなペースじゃ、朝見たイメージの通りには
行かないんじゃないか」「あれとこれは残っちゃうかな」という感覚がチラッチラ
ッとみえることがありました。
しかし、晩ご飯を食べた後やお風呂に入っている時などに1日を振り返ってみると、
不思議と朝イメージしたことができていることに気づけることが多くあります。
順番や段取りを考えて動いていないので、感じているものは「不思議とできちゃっ
てる」という感覚です。
振り返ってみても、特に頑張ったというシーンは見あたりません。
以前のやり方と比較しながら、1日の流れを振り返ってみると、以前は苦手なこと
や面倒なことを気合いを入れて先に済ませてしまおうとすることも多かったですが、
最近は今一番気が向くこと、気が乗ることから手を付けていくと、後に残していた
苦手なことや面倒なことは結果的にやらなくても済むような展開になることがよく
起こっていることに気がつきます。
それは後日でよくなったり、誰かがやってくれることになったり、あるいは変更箇
所が出てきて、先にやっていたら無駄になるところにだったりと、結果としては「
ちょうど良かった」と言える状態になっています。
そして、そんなことを何回も経験していくと、「気が向かない、気が乗らないとい
うことは、今しなくていいということなんだろう」「やるタイミングの時には自ず
と意識にのぼってくるだろう」ということが段々当たり前の感覚になっていったよ
うに思います。
今でも時々ふと、「本当にこんなのでいいんだろうか」と怖さがスッーと走ること
がありますが、そんな時にはイメージワークでその怖さを手放しておくと、その類
の怖さが出て来る頻度はさらに減っていきます。
最近は随分とナチュラルな感覚で過ごせる時間が増えてきたことを折に触れて感じ、
そのことをうれしくも思います。
会社勤めしていると難しいと感じる人もあるかもしれませんが、最初は休みの日や
割と自由がきく数時間を区切って、欲しい結果を手にしている状態をイメージで確
認した後、心地良いフィーリングに従って過ごしてみるということを試してみると
いつもと違う感覚に出会えておもしろいかもしれません。
意外と楽に、スムーズに身体が動いたり、アイデアが湧いてきたり、都合が良いタ
イミングで物事が動いたりと、うれしい驚きを感じられるのではないかと思います。
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